2017年7月2日日曜日

大切な『キーワード』…HSPの話、その1。




今回から書いていくのは…ちょっとマニアック内容かなと思うのですが…「こんな私」に共感してくださるような方なら、思い当たる部分が多くあるかもしれません。

そして、家族や友人にも、当てはまるケースがあるかもしれません…そういう意味でも、興味深いことなのではと思います。

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これまで、私の体験と交えて、『摂食障害』のことに触れました。
それでは、次に…なぜ、どういう条件でそうなってしまうのかというお話です。
このことをお話しておくのは、摂食障害という一疾患にとどまりません。次の『キーワード』へ進むための、大切なステップだと思っています。
この『キーワード』は、摂食障害よりも、もっと身近なこと。たくさんの人に知ってほしいことです。
摂食障害は、このうちの一つの側面にしかすぎず、この『キーワード』こそが、多くの精神疾患の核心にあるモノだと、私は考えています。
そして、私が最も、声を大にして伝えたいことです。

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私は、医学的な知識は全くありませんし、文字を追うのが苦手なので、専門書の類もあまり読んだことがありません。ここに書くのは大部分が、経験から得た、あくまで私自身の考えです。ご了承いただいた上で読んでくださると、ありがたいです。

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先天的な精神疾患を除き、摂食障害だけではない多くの疾患に共通する原因は…
【子どもの気質×保護者の気質×環境】
この「組み合わせ」だと思います。
これが、良くない意味でバッチリ噛み合ってしまうと、心のバランスを崩し、摂食障害、鬱、統合失調症、パニック障害…様々な病となってあらわれます。

個人的には、この中で大きな部分を占めるのが「子どもの気質」だと思っています。
「性格」とも似ていますが、「性格」は、後天的な要素が絡んで作られていくもので、「気質」は生まれたままの、原石のような状態です。

元気が良い、大人しい、よく泣く、あまり泣かない、人見知りが激しい、よく食べる、小食、よく寝る、あまり寝ない…などなど、
どんな本に、どんなことが書かれていようと、私は確信を持って言います。これは親の育て方などではなく、持って生まれた「気質」です。
親からすれば、どんな子どもに恵まれるかは、お楽しみボックスのようなものなのだと思います。

ところが、大人が見極めを間違え、何の原石かわからずに間違った磨き方をすると…光輝くどころか、ヒビが入ったり、欠けたり…割れてしまうこともあるかもしれません。
だから大人は、じゅうぶんに気をつけなくてはならず、自分が授かったのが、どんな原石なのかを、しっかり観察しなくてはいけないのです。

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そんな、子どもの数だけある原石の種類の中に、ある一定の割合で含まれている「要素」があります。
それが、先に言った『キーワード』です。

その『キーワード』は、『HSP』。
HSP=Highly sensitive person。
「高度に敏感な人」という意味です。

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二年ほど前、この『HSP』という言葉に出会って、ずいぶん気持ちが楽になったのを覚えています。

米国の心理学者、エレイン・N・アーロン博士が提唱する『HSP』とは、遺伝的に敏感な気質の持ち主で、病気などの疾患者を指す言葉ではありません。
スピリチュアルな言葉とも、全く違います。
程度の強弱はありますが、20パーセント(5人に1人)の割合で存在すると言われていて、近年、科学的・医学的に研究が進んでいる分野なのだそうです。
とは言え、まだまだ認知度は低く、多くの精神科医も知らないので、精神疾患や発達障害と誤診されてしまうことがほとんどだそうで…。

私が、子どもの頃からずっと抱いてきた違和感。生きづらいと感じてきたこと…
そんな思いは決して、特別におかしいことではなかったんだとわかり、また、当時手に取った本に書かれていた対処法を実践して、ずいぶん楽になったことは確かです。
(とは言え、結局は自分の根本を受け入れておらず、表面を撫でるにすぎなかったわけですが…)

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では、何を持って『HSP』と判断するのか…
それは、わかりやすくチェック項目があるのですが、長くなったので、次にしたいと思います。

これを読んでくださっている方は、どれくらい当てはまるのでしょうか…。




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