2017年6月10日土曜日

夫の話。






この、めんどくさーい、常人には扱いづらーい私を、20年以上支えてきてくれた、夫。

明るく優しく、温かい。とにかくポジティブ、いつでもテンションが変わらず、弱音や愚痴を吐かないし、環境変化へのストレス耐性は強いし…人の頼みだって、たいてい何でも快く引き受ける…エトセトラえとせとらetc…。
要するに、私にないものをほとんど持っている、私がなりたい人間像そのまま。羨ましいやら憧れるやら…。

よく、ぱっと見は似た者夫婦かと思われますが、ぜんっぜん違います。
でも、ぜんぜん違うから良いのです。

十数年前、心療内科に通院を始めた頃、一緒に診察を受けてくれたのですが、その時に、摂食障害の彼氏にしては珍しい人だと、主治医(元ね)に言われたことがありました。
何を持って珍しいかというと、私に振り回されないということです。私が異常な摂食行動を起こしても、泣いていても、鬱で寝込んでも、いつも変わらない。目は離さないけれど、良い意味で放っておいてくれる。
過剰に心配するわけでも、私の行動を咎めるわけでもない。摂食障害の知識を仕入れて、したり顔でお説教をするわけでもない。

過食のせいで痛む背中を撫で、「大丈夫?お休みしようね〜」と優しく声をかけてくれる。
そして娘と、よろしく楽しくやっていてくれる。

これほど、私にとって理想的なパートナーが、他にいるだろうか(…夫は、間口が広い人間なので、どんな女性とでも上手くやっていけると思いますが…)。

親にねだることができなかった愛情を、夫からもらい、それを糧に生きてきた。そして機が熟し、今こそ、親からたくさんの愛情をもらうことができている。
ここまで来られたのは、夫のおかげです。感謝してもしきれないくらいです。

そんな、私の人生に欠くことのできない、素晴らしい夫ですが、当然万能ではなく…受けたストレスは、怒りや悲しみなどの精神的な面ではなく、全て身体…特に肌に出てしまいます。幼い頃からの重いアトピーや繰り返すヘルペスは、今も強いステロイド剤が欠かせないほど。
夫に精神的な負担をかけない様にしようというのも、これからの私の人生の課題です。

自分の扱いが上手くいかずイライラする私に、「出た〜!こじらせのコジコジ〜!」と笑いで返す、最近ますますキリスト感が出て来た、大切な夫。
二人で庭や畑の手入れをしたり、台所に立ったり…生活の中の作業を通して、私の心身を癒すお手伝いをしてくれる、まるで、専属の「作業療法士」なのです。




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